フセ（レベル3）

目的

• 刺激がある環境（飼い主が動く、環境音、人の往来）においても飼い主からの解除の合図があるまでフセの状態を継続出来る状況を作る

認定内容

1. 犬と人が向かい合った状態を作る

2. 「フセ」の合図を出す

3. 犬の周りを一周する

4. 「フセ」をキープさせた状態で犬の背後を第三者が通り過ぎる

5. 数種類の環境音が流れる中で「フセ」をキープさせる

6. 環境音が流れ終わったあと、解除の合図を出す

用意するもの

• リード

• ロングリード

• 環境音（認定アプリ内に実装されているボタンを使用）
• 「犬の吠え声」「インターフォン」は必ず使用
• トータルで4種類以上の音源は再生する

認定基準

• 前提
• フセの開始と終了のタイミングは犬のタイミングではなく、飼い主の合図によって決められていること
• 飼い主の合図から3秒以内に動作が開始されていること
• 刺激の方向に対して犬が関心を示していても、飼い主の呼びかけ等で3秒以内に集中を戻せていれば問題ない
• 認定開始時の犬の体勢は立っていても座っていてもOK

• 試験中行っても問題ない行為
• おやつ・おもちゃの使用
• 解除後や動作の合間にフードやおやつを与えること
• 名前を呼ぶこと　※ただし、周囲が不快になるほど連呼することはNG
• ハンドシグナル、ボイスシグナルのどちらかのみの使用または併用
• ハンドシグナルを継続して提示すること
• 一度「オスワリ」を指示してから「フセ」を指示すること

• NG行為
• おやつ・おもちゃを使用する場合、犬に直接見せている
• ただし、見せてしまった回数はNOカウントとし、見せてない状態でできていれば合格とする
• ボイスシグナルを使用する場合に、周囲が不快になるほど連呼したり、大声を出す
• 手で抑える・リードを強く引く等、強制的に犬を動かすこと
• 飼い主の合図ではなく犬が自発的にフセをしていた場合
• フセの終了の合図を飼い主が出していない
• 飼い主の指示なく立ち上がってしまったり、動いてしまった場合

【参考】飼い主向け動画