オイデ(レベル3)
目的
- 刺激が加わっても3m程度離れた環境でコマンドへ対応出来る状況を作る
認定内容
【レベル3】
刺激のある環境で3m以上離れた場所から飼い主の足元へ移動し、オスワリができることを確認する
【手順】
- 犬と人が向かい合った状態を作る
- 犬に「オスワリ」または「フセ」の合図を出す
- 数種類の環境音が流れる中で「オスワリ」または「フセ」をキープさせる
- 3メートル下がる
- 飼い主と犬の間を第三者が通り過ぎる
- 「オイデ」の合図を出す
- 足元で「オスワリ」の合図を出す
- 解除の合図を出す
用意するもの
- リード
- ロングリード
- 環境音(認定アプリ内に実装されているボタンを使用)
- 「犬の吠え声」「インターフォン」は必ず使用
- トータルで4種類以上の音源は再生する
認定基準
- 前提
- 犬が飼い主の元に近づいてくるタイミングは犬のタイミングではなく、飼い主の合図によって決められていること
- 飼い主が所定の位置に移動する間は「オスワリ」または「フセ」の飼い主が指示した体勢を維持していること
- 足元に来た際には、飼い主がその場を動かずに犬の首輪に触れる距離でオスワリをしていること
- 刺激の方向に対して犬が関心を示していても、飼い主の呼びかけ等で3秒以内に集中を戻せていれば問題ない
- 飼い主の合図から3秒以内に動作が開始されていること
- 試験中行っても問題ない行為
- おやつ・おもちゃの使用
- 解除後や動作の合間にフードやおやつを与えること
- 名前を呼ぶこと ※ただし、周囲が不快になるほど連呼することはNG
- ハンドシグナル、ボイスシグナルのどちらかのみの使用または併用
- ハンドシグナルを継続して提示すること
- NG行為
- おやつ・おもちゃを使用する場合、犬に直接見せている
- ボイスシグナルを使用する場合に、周囲が不快になるほど連呼したり、大声を出す
- 手で抑える・リードを強く引く等、強制的に犬を動かすこと
- 飼い主の合図の前に犬が動いてしまうこと
- オスワリの終了の合図を飼い主が出していない
- オイデの際に犬が飼い主とは異なる方向へ行ってしまったり、その場から動かなかった場合