ツイテ(レベル2)
目的
実践的な環境で日常のお散歩等外出時の安全管理が出来る状況を作る
認定内容
【レベル2】
環境音が流れる、人が通り過ぎる状況の中で、リードがたるんだ状態で飼い主の横を40歩以上歩けることを確認する
【手順】
- 犬と人が並んだ状態を作る
- 数種類の環境音が流れる
- 飼い主が「ツイテ」の合図を出す
- リードをたるませた状態で飼い主の横を10歩以上歩かせる
- 10歩以上歩いたタイミングで「トマレ」、「オスワリ」の合図を出す
- 再度「ツイテ」の合図を出して10歩以上歩き、「トマレ」、「オスワリ」の合図を出す
- 3度めの「ツイテ」の合図を出して10歩以上歩く途中で、第三者とすれ違う
- 10歩以上歩いたタイミングで「トマレ」、「オスワリ」の合図を出す
- 最後に改めて「ツイテ」の合図を出して10歩以上歩き、あるき終わりのタイミングで「トマレ」、「オスワリ」の合図を出す
- 「オスワリ」解除の合図を出す
用意するもの
- リード
- 環境音(認定アプリ内に実装されているボタンを使用)
- 「犬の吠え声」「インターフォン」は必ず使用
- トータルで4種類以上の音源は再生する
認定基準
- 前提
- 必ずしもヒールポジションに入っている必要は無いが、ツイテの合図を出したあとは犬が飼い主に意識を向けながら歩く速度を合わせていること
- 刺激の方向に対して犬が関心を示していても、飼い主の呼びかけ等で3秒以内に集中を戻せていれば問題ない
- 飼い主の合図から3秒以内に動作が開始されていること
- スペースの関係で所定の歩数を直線に歩くことが難しい場合には円や八の字を描きながら歩いても問題ない
- 歩数は飼い主が声に出しながら歩くこと
- 試験中行っても問題ない行為
- おやつ・おもちゃの使用
- 解除後や動作の合間にフードやおやつを与えること
- 名前を呼ぶこと ※ただし、周囲が不快になるほど連呼することはNG
- ハンドシグナル、ボイスシグナルのどちらかのみの使用または併用
- ハンドシグナルを継続して提示すること
- NG行為
- リードが張ってしまっている
- 「ツイテ」の最中に犬が地面のにおいを嗅いでいる
- おやつ・おもちゃを使用する場合、犬に直接見せている
- ボイスシグナルを使用する場合に、周囲が不快になるほど連呼したり、大声を出す
- 手で抑える・リードを強く引く等、強制的に犬を動かすこと
- オスワリの終了の合図を飼い主が出していない