ツイテ(レベル3)

目的

変則的な状況でも犬が飼い主に合わせて対応出来る状況を作る

認定内容

【レベル3】
飼い主が歩く速度を変えてもリードがたるんだ状態で飼い主の横を歩けることを確認する
 
【手順】
  1. 犬と人が並んだ状態を作る
  1. 飼い主が「ツイテ」の合図を出す
  1. リードをたるませた状態で飼い主の横を10歩以上歩かせる
  1. そのまま、歩く速度を小走りに変えて飼い主の横を10歩以上歩かせる
  1. 止まらずにそのまま速度を戻し、飼い主の横を10歩以上歩かせる
  1. 歩き終わりのタイミングで「トマレ」、「オスワリ」の合図を出す
  1. 「オスワリ」解除の合図を出す

用意するもの

  • リード
 

認定基準

  • 前提
    • 必ずしもヒールポジションに入っている必要は無いが、ツイテの合図を出したあとは犬が飼い主に意識を向けながら歩く速度を合わせていること
    • 飼い主の合図から3秒以内に動作が開始されていること
    • スペースの関係で所定の歩数を直線に歩くことが難しい場合には円や八の字を描きながら歩いても問題ない
    • 歩数は飼い主が声に出しながら歩くこと
  • 試験中行っても問題ない行為
    • おやつ・おもちゃの使用
    • 解除後や動作の合間にフードやおやつを与えること
    • 名前を呼ぶこと ※ただし、周囲が不快になるほど連呼することはNG
    • ハンドシグナル、ボイスシグナルのどちらかのみの使用または併用
    • ハンドシグナルを継続して提示すること
  • NG行為
    • 速度変化の際に犬や人が立ち止まってしまっている
    • リードが張ってしまっている
    • 「ツイテ」の最中に犬が地面のにおいを嗅いでいる
    • おやつ・おもちゃを使用する場合、犬に直接見せている
    • ボイスシグナルを使用する場合に、周囲が不快になるほど連呼したり、大声を出す
    • 手で抑える・リードを強く引く等、強制的に犬を動かすこと
    • オスワリの終了の合図を飼い主が出していない
 

【参考】飼い主向け動画

 
💡
注意点 ・直線で歩き続けるのが難しい場合には円や八の字を描くように歩いてもOK ・「ツイテ」の際には手の誘導を行いながら歩いてもOK ・レベル3の速度変化の際に飼い主や犬が立ち止まるのはNG ・オスワリ解除の合図は飼い主が出す