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狂犬病や混合ワクチンの基本情報

ペットと同伴で入店する上での店舗における条件設定方法について
Wan!Passでは、MAPで表示される際にペットの情報と店舗の設定情報を照合して「入店可否」を表示できるようになっております。
店舗における入店の条件についてはWan!Pass管理画面にていつでも設定・変更が可能です。
エリア詳細設定画面の右上にある「編集」ボタンより内容変更が可能です。
エリア詳細設定画面の右上にある「編集」ボタンより内容変更が可能です。
■狂犬病予防接種証明書を入店条件にする際の注意事項
ペットオーナーは狂犬病予防接種証明書のデジタル化を実施するとワクチンの「接種日」が登録されます。
その登録された「接種日」を起点に何年以内の証明書で登録されているか?を判定して入店条件とする設定をすることが可能です。
お店によって接種期間の考え方が異なるため、Wan!Passでは年数を自由設定ができるようになっております。
 
■混合ワクチンの設定について
ペットオーナーは混合ワクチン証明書のデジタル化をすると「種類数」と「接種日」が登録されます。
混合ワクチンの証明書の提出を入店(利用)条件とされている場合は設定することでMAP上で表現できるだけでなく、入店時のチェックイン(QRコードの読み込み)を行うことで種類数と年数の条件判定が可能となります。 ※もし施設側で設定した条件に満たない方がチェックインをしようとした場合はチェックインを実施できず入店手続きができないようになっております。
  • また、チェックイン(QRコードの読み込み)を行うことで管理画面上に「何種のいつ打たれたワクチンの証明書で入店したか」が記録されますので紙の証明書を確認する必要がなくスマートに手続きが可能です。
    • 混合ワクチンはコアワクチンとして犬ジステンパー・犬伝染性肝炎・犬アデノウイルス(II型)感染症・犬パルボウイルス感染症の4種が存在し、その他ノンコアワクチンとして最大10種まで存在しています。(2024年1月現在)
    • 都市部では5種や6種が標準的に打たれており、自然の多いエリアでは8種などを打たれているケースもあります。店舗としてどこまでを基準にされるかは、都市部かどうかで判断される場合もあります。
    • 世界小動物獣医師会が掲げるワクチネーションガイドはこちらから閲覧いただけます。
      • 2種3種4種5種6種7種8種10種
        コアワクチン犬ジステンパー
        コアワクチン犬感染性肝炎--
        コアワクチン犬アデノウイルス(Ⅱ型)感染症-
        コアワクチン犬パルボウイルス感染症--
        ノンコアワクチン犬パラインフルエンザ--
        ノンコアワクチン犬コロナウイルス感染症-----
        ノンコアワクチン犬レプトスピラ症(イクテモヘラジー)-----
        ノンコアワクチン犬レプトスピラ症(カニコーラ)-----
        ノンコアワクチン犬レプトスピラ症(グリッポチフォーサ)-------
        ノンコアワクチン犬レプトスピラ症(ポモナ)-------
        9種以上のワクチンは、犬レプトスピラ症の血清型が追加になります。追加になる内容は、製薬会社によって異なります。
        ※【参照】世界小動物獣医師会「犬と猫のワクチネーションガイドライン」
         
■抗体証明書について
Wan!Passではペットオーナーがワクチン証明書以外に、ワクチンの効力がまだ残っているかどうかを判定する「抗体証明書」の情報も登録できます。
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抗体証明書とは・・・
  • 技術の進化によりワンちゃんが現在持っている抗体情報を調べられる様になりました。
  • その抗体検査を利用し、持病や年齢などの問題から混合ワクチンを毎年接種できないわんちゃんに病気の抗体を持っているかを確認し、検査機関が抗体を保有していることを証明するために発行しているものです。
  • 抗体を一定以上持っていることで、ワクチン接種をしているワンちゃんと同等の効力を持っていると評価できるため、昨今ではワクチン証明書でなくても抗体証明書でも可とされている施設が増えてきております。
  • 抗体証明では上記の表で解説しているコアワクチン(4種類)が対応しておりますが、ノンコアワクチンは検査ができないため、ノンコアワクチンのみを毎年接種しているケースも見られます。
  • 管理画面上で抗体証明書のチェック欄にチェックを入れると、Wan!Passで申請された抗体証明書をワクチン証明書として取り扱い、施設に入店することを許可することが可能になります。
 
■狂犬病予防接種済票(札)について
デザインは市区町村ごとに異なります。
デザインは市区町村ごとに異なります。
出典:厚生労働省HP 各自治体における鑑札・済票の様式 【都道府県】 
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狂犬病予防接種済票(札)とは
  • 狂犬病予防ワクチンを接種後自治体に申請すると受け取れる3〜5センチほどのアルミ製の札です。
  • デザインは地区町村ごとに異なるため「狂犬病予防接種済」「市区町村名」「接種年度」が記載された札かどうかで判断できます。
  • 特に、自治体が開催する集団接種会場でワクチンを接種した場合は紙の証明書が発行されず狂犬病予防接種済票(札)のみ渡されるケースも散見されます。
  • 札のみしか保有していないワンちゃんであっても狂犬病の予防接種は行われているので、この札でも入店を許可することが望ましいです。
  • しかし、Wan!Passではこの札には「接種日」が記載されていないためデジタル証明書として登録することができません。
  • そのため、通常の証明書とは違った流れで店舗様側に接種状況をご確認頂く必要があるため、以下ページの流れをご確認の上対応をお願い致します。
Wan!Passでの狂犬病予防接種済票(札)の利用について2025/1/3 16:572025/1/3 16:57